日本代表になれなかった話

 

苦しい

 

最近の口癖はそれだった

 

 

 

 

 

 

 

シティリーグシーズン5終了時、CSPランキングは1桁。あともう一歩で世界権利を掴み取れる所まで来ていた。


次のシーズン6で勝てれば、目標の一つである世界大会に参加出来る、チームメイトのエヅさんと一緒に行ける。やる気はあったしモチベーションも最高潮だった。

 

 

ここまでは良かった。

 

 

シティリーグ6の概要が発表されて参加を決めたのは5/29 小山

 

これまで行き慣れた会場だったし、シティリーグの最終日だから自分がどれくらい勝てば世界権利取れるか目に見えるからそこにした。

 

変わらずミュウVmaxを使ってた。

 

パルキア登場してから勝つ時は勝つけど、勝てない時は何もなかったりして負けた。

 

1歩遅れたらあとは突き放されてくだけ、ミュウ側もパルキアを突き放すこともあるし逆もある。

 

その日は運が悪かった、ただ引けなかっただけ。

そんなもんでいいのか毎日分からなかった。

 

岩手の自主大会でもミュウを使って3-2で予選落ち

これまで自信があったし、いままでトナメある大会では残っていて久々にトナメに残れなかった。

 

始めた頃なんかは予選落ちしても惜しかったなぁとか次頑張ろうって能天気だったけど、そんな感情は無かった。負けて悔しいというより負けて苦しい。

 

ここで初めて苦しいって思った。

 

グルスタのトナメありの大会も参加した。

ここでも3-2の予選落ち。

時間切れだの事故ってただの色々あったけど負けは負け、ただそれだけ。

 

ダークファンタズマが発売してシティリーグまで刻々と日は近づき、それと同じようにCSPランキングも抜かされ始めた。

 

シティでポイントさえ取れれば世界に行けるからパルキアの方がいいんじゃないかと思い始めた。

ここらへんからパルキアの練習を始めた。

 

パルキアを使う人は周りにたくさんいたし、色んなことを教えてもらった。パルキアでも頑張れるって思ってたし、楽しかった。

 

そしたらきゃもめ杯になった。

結果は4-2 ここでも予選落ち

 

負けた2試合はパルキアVだけみたいな事故。あんまりないと思ってたけどそれで負けて反省することはあっただろうかみたいな感じだった。

 

また勝ちきれなかった。

シティリーグまで1週間、不安が残る大会だったけどここまできたらパルキアしかないとそのまま練習した。

 

途中で若干ミュウを握ろうか迷いかけたけどそのまま貫いてパルキアで行くことにした。

 

パルキアも沢山考えたしここで勝てれば世界権利を獲得出来る。あともう少しでいけると挑んだシティリーグ当日

 

ここまで苦しい日々が続いたけど最後は無事に勝てて世界を決めれた!

 

 

 

 

 

 

 

となれば良かった。

 

結果は残酷、0-3

正確には不戦勝あったから1-3だけど

 

何が起きたか分からなかった。何をしていたのかも何でここにいるかも考えられなかった。

 

1戦目と2戦目の手札には何も無かった。ただカードをめくるだけ、こんなことあるかってくらい何も無かった。

 

配られた手札で戦うしかないけどそこには戦えるほどの手札は配られなかった。

 

ターンが進むにつれ負けを察する。

感情はぐちゃぐちゃ。

「あぁ、自分はここで負けるんだ」

突きつけられた現実に目を背けたかった。

 

ここまで1年半頑張ってきたのに最後がこんな終わり方、苦しかった

 

ただ幸いなことに、これまで頑張ってきたおかげでPJCSには優先権がありまだ挑戦する権利は残っていた。

 

ここでの負けは、PJCSで勝てよというお達しなのかと割り切って頑張るしか無かった。

 

6/5の杜のいぶき杯

優先権があるからと言って運営であったにもかかわらず選手として参加したいと承諾してもらって出た

 

4-2で予選落ち

 

ここでも勝ちきれなかった。

それでもミュウを使っていたからもう後悔は無かった。何があってもこいつとならいいと覚悟を決めた。それでも苦しかった。

 

 

 

 

そしてPJCS

結果は4-3

 

最後の世界権利のチャンスも逃してしまった。

 

結局最後まで苦しいまま終わってしまった。

何も得ないまま終わってしまって次シーズン行くのかと。

 

自分なりに時間を割いて向き合って、その結果がこれかと。

自分がミュウを使って君のミュウには勝てないと褒めてくれる人もいれば、ミュウの使い方を教えて欲しいと聞いてくれる人もいた。

 

それでも負けた。

どんなに評価してくれいても負けは負け。

 

ここまで割と結果が出ていたからこそ思ってしまった。

 

それでもチームメイトは予選全勝してるし、PJCSに挑むにあたって作った東北連合のメンバーもDay2に残ってるし、ここでクヨクヨしても仕方がない。

 

勝つためには戦う打席に立ち続けないといけない、前を向いて立ち続けるしかない。

自分に送られた言葉ではないけどそれを心に刻んだ。

 

シーズン終盤苦しかったけど、ポケモンカードは大好きだし何より一緒にやる人も沢山いてとても楽しかった。

義務感を覚えたり、楽しくなかったらすぐに辞めてる。

そう思ってないから心は完全に折れてないし、仲間との関わりはとても大事なものだった。

 

そもそも振り返るとここで負けたから世界権利を獲得出来なかった訳ではなくて、今までのシティで後1回どこかで勝てたらそもそもクリアしてたし、ここが全てじゃないよね。

 

同じように悔しい思いをしてる人は沢山いるし、勝って嬉しい人もいる。

 

何も得なかったと感じていたが、本格的にポケモンカードを始めてから初めて挑んだこの長いシーズンは決して無駄じゃなかったし、強い人達との対戦も会話も全て自分のためになってる。

 

今回はあと一歩でいけなかったけど、チャンスはまた訪れるしその時に良いアタリを打つしかない

 

 

 

自分のやりたいこと全部やって勝ち続ける最高のシーズン目指して、来シーズンも前を向いて頑張って行きます。

 

 

今度は勝利報告で会いたいですね。

ではまた